無題

あの日見た景色をもう一度

''MACHIGAISAGASHI'19'' 追加公演

 

6/8 TOKYO DOME CITY

6/9 Zeep Osaka Bayside 

 

ツアーの感想はまた後日。

この追加公演の感想を。

 

実は東京の記憶がほぼなく大阪に持っていかれてしまったので、東京大阪の感想を混ぜます。

 

2nd SOUL?

まずは初っ端。すごくしっくりくる始まり。なんとなく、Fightingを思い出した。

この追加公演で一番好きになった曲かな。2Sみたいな曲はライブが真骨頂な所あるよね。

VIBRIO VULNIFICUS

音源を超えてくれない。でも大阪は楽しめた。浅野くんのキーボードと最初のドラムソロからの古村ギターが聴きたいよ~~!!

FRITTER

やるとは思わなかったので東京で叫んじゃった。フリフリフリッター!     

Funny Side Up!

音楽の楽しみ方に自由を。古村タンバリンってこれだっけ?もっと死ぬ気でたのしんでくださいよ!

マカロニッ?

大阪のスキャットが可愛すぎた。ヤイヤイヤイヤイヤイヤイ。スキャット長いけど。最初のドラムかっこよいなあ。

ランナー

18?の感じと似ているから、ちょっと多すぎるなって思った。テーマが夢らしいし、入れたのは分かるけどね。孤高のランナー、決してくじけるな。

別腹?

聴くたびに嵐のニノのソロ曲にしか聞こえない。二ノ歌ってそうじゃない?

エトランジェ

光村と対馬の二人での演奏。原曲よりも力強いアレンジ。エトランジェには儚さをイメージするから、好きなアレンジではなかったけど、曲の成長と思えばまた一興。

KAIZOKU?

こいつはFightingの呪縛からとっくに抜け出しているのに私もmujinaも何してんだろうね。〜世界を飲み込む救世主!〜

bless you?

この曲の存在意義とは何だったのだろうか?歌詞を改めてみて、聴いて、なんとなくわかった気がする。不器用だねえ。

MIDNIGHT BLACK HOLE?

解答者は笑った、そのフレーズに、その瞬間にすべてが開放されて、ひとつの"答え"につながる歌。パッと得られるカタルシスのような何かがとても気持ちい。大阪で体調悪い子いたけど大丈夫だったかなあ。その子にも見てほしかったな。きらきら光る青い照明が綺麗。

天地ガエシ

この曲がセトリに入った意味を考えなくちゃいけないと思う。代表作が出来ました!そう言ってた光村を見たのが懐かしいなあ。とても楽しそうに演奏するメンバーを見て多幸感を頂きました。かっこいいなあ。

Broken Youth

個人的に、ブロークンと妄想隊員が入るセトリは優勝だと思っている。この曲をハイライトというのはきっとみっちゃんの意向に反するんだろうけど、大阪で見たブロークンはすごかった。みっちゃんがタイトルを叫んだ瞬間の、あのどうしようもない高揚感。飾らない白い照明で勝利を歌うメンバーたち。でかい声でサビを歌う観衆の熱狂。全てが最強だった。音楽で、ロックでどうなってもいいと思えた瞬間だった。この曲自体ではここまで熱が入らないのだけど、あったまったステージで爆発する1を無限大に変える曲だと思う。ブロークンが見れてよかった。紛れもなく今ツアー1番のハイライトです。

18?

ブロークンの熱のまま、みっちゃんが客を煽りつつアコギに持ちかえて始まったのがこいつ。(最初ウソツキかと思って、この熱のままそれはやめてくれ!って思ってた笑)ブロークンというロックの熱を浴びたまま降り注ぐ夢の雨はこれまた絶品。コーラスも掛け合いも綺麗。僕らの勝利を夢見ていた若さを、"どうして夢を見るの?"という疑問でつなぐ。私は残念ながらNICOが歌っている理由、光村の歌いたいことが何か分からないのだけど、この熱を浴びたからには私も答えを探さなきゃ行けないなと思う。ごめんねバカで!

 

3分ルール?

可愛い。ひたすら可愛い。東京は爆笑しちゃったんだけど笑ステージギリギリまで立って古村坂倉対馬光村の順に生声で披露。さ〜んぷ〜んごっ、さ〜んぷ〜んごっ。横揺れ手拍子しながら歌うカレキーズもそんなカレキーズを見て笑いながら歌う光村も可愛すぎたぜ〜。


そしてリクエストを終えて光村MC

大阪の方しか覚えてない。

ニコっていうバンドを始めて、いろんな夢が叶ってきたし、叶わなかった夢もたくさんあった。でも続けていたら新しく見る夢もあって、なんてバンドって音楽って素晴らしいんだろうと思った。いっぱい夢を見させてくれたから、今度はかっこいい音楽でみんなに夢を見てもらいたい。音楽の神様はみんなが信じている限り裏切らないと思うから。みんながいっぱい夢を見た分だけ、俺らは音楽で背中を押していきたいです。


MCが終わった後の一音で、度肝を抜かされた。

長年夢見ていた、ツアーラストのあの瞬間だったのだ。


少しだけ自分語りをささてもらう。

私はずっとNICOが好きだったけど、ライブにあまり行けたことがなかった。ライブに行けない私がNICOのライブを見るにはDVDしかなかった。そんな私がHUMANIAや、PASSENGERの最後の曲に憧れを抱くのなど容易いことだった。demonとPassenger、系統は違えどどちらもセトリラストアルバムラストであり、その曲にそのツアーの全てが詰まっているような気がして、私はどうしようもなく憧れた。その曲たちを生で観てみたかった。

だから、今ツアーのbless you?に期待していた。東京で初めてみた時、私はこの曲の成長、ラストが見られるんだと思ってすごく嬉しかった。だからこそこの曲が最後まで不器用に演奏され続けたことが少し悲しかった。他のファンもこの曲について何も言わなかったし、アルバムが出ても言及するファンを見ていない。ただ私の解釈違いなだけなのだが。

bless you?が中盤で演奏されて、18?で本編が終わって、天地もブロークンもあって、いよいよ何を最後にするのかわからなくなった。この公演ラストにふさわしい曲が手をたたけしかわからなかった。(本当はmujinaして欲しかった〜あ〜〜)だからこそ、DVDで何度も聴いたあの音が流れた瞬間、もしかして、そう思ってステージに釘付けになりった。

その曲自体の成長を見たわけでもない。パッと出の曲だからむしろ嫌な気持ちもあった。しかしそれでも、この曲を最後に見れたことは、私の中で何かが1つ終わったことにちがいなかった。

 

  demon (is there?)

人を歌ったアルバムの最後の曲。東京で驚きすぎて棒立ちになってしまった。『どんな深い傷を負ったって、諦めないの知ってるから』泣いちゃったな。

 

大阪のバンダナ可愛かったな〜〜!!

古村は4枚くらいバンダナ出してきてマイクにかけるし、光村対馬はバンダナをマントにしてステージを駆け回った。そのあと坂倉古村も。坂倉嫌そうでしたね。ステージ上でこんなに無邪気にはしゃぐ姿を初めて見た。いまだに走り回るメンバーの姿が瞬間として目の奥底にこびりついている。あの瞬間、空気が澄んでいて時間が止まって見えた。プレイヤのユートピアをイメージしてくれ、あの雰囲気だ。

あれだけ若さを壊そうと必死に生き急いでいた彼らだったのに、自分の心が浄化された気がした。

 

この追加公演がMACHIGAISAGASHIじゃなかったら良かったのに。アルバムリリースライブだったら良かったのに。ツアーで見た姿と謳う文句があまりにかけ離れすぎていて、何を今更、とは思いました。

 

今のNICOが見せられる最高の音楽に最幸の空間なのてしょう。見れて良かったです。

 

 

〈東京セトリ〉

1. 2nd SOUL?

2. VIBRIO VULNIFICUS

3. FRITTER

4. Funny Side Up!

5. マカロニッ?

6. ulala?

7. サラダノンオイリーガール?

8. ランナー

9. 別腹?

10. エトランジェ

11. KAIZOKU?

12. bless you?

13. TOKYO Dreamer

14. MIDNIGHT BLACK HOLE?

15. 天地ガエシ

16. Broken Youth

17. 18?

EN1. 3分ルール?

EN2. KAIZOKU?

EN3. demon (is there?)

 

〈大阪セトリ〉

1. 2nd SOUL?

2. VIBRIO VULNIFICUS

3. FRITTER

4. Funny Side Up!

5. マカロニッ?

6. ulala?

7. サラダノンオイリーガール?

8. ランナー

9. 別腹?

10. エトランジェ

11. KAIZOKU?

12. bless you?

13. TOKYO Dreamer

14. MIDNIGHT BLACK HOLE?

15. 天地ガエシ

16. Broken Youth

17. 18?

EN1. 3分ルール?

EN2. ランナー

EN3. KAIZOKU?

EN4. demon (is there?)